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著者:concertoperunami

“勝率100% のマーチンゲール法”を「禁止」しない理由

「理論的に100%勝てる攻略法」として有名なマーチンゲール法は、ラスベガスなど一部のランドカジノでは使用を禁止するなど、その効果は折り紙つきですが、この攻略法を禁止する有名オンラインカジノは見当たりません。

「たった1回の勝利で、連敗の賭金も確実に回収できる」というマーチンゲール法を、多くのプレイヤーが一斉に使い始めたら、オンラインカジノにとって脅威となりそうですが、今のところ使用が禁止される様子はありません。

今回は、何故 ” 勝率100% のマーチンゲール法 ” をオンラインカジノは「禁止」しないのか、その理由を究明していきたいと思います。
 
 

マーチンゲール法の『基本』

マーチンゲール法の『基本』

マーチンゲール法は簡単な手法で勝率を上げられる攻略法で、一部のランドカジノでは使用を禁止されるほど、その効果は認められています。 
具体的な運用方法は「ゲームに負けたら、次は2倍の金額をベットする」という、倍プッシュを勝つまで繰り返すだけで、一勝すればそれまでの損益を全て回収します。
 
マーチンゲール法は、利益が少なく一獲千金は狙えませんが、攻略法の途中で何度かタイミングよく勝つことが出来れば、利益を増やすことも可能になります。 
このような効果を発揮することから、一部のランドカジノではマーチンゲール法の使用を禁止し、違反すれば最悪の場合出禁にするなど、マーチンゲール法の効果を十分に警戒し、対策を講じています。
 
では何故オンランカジノは、マーチンゲール法を禁止しないのでしょうか?
 
 

オンラインカジノの『テーブルリミット』

オンラインカジノの『テーブルリミット』

オンラインカジノがマーチンゲール法を禁止しない理由は『テーブルリミット』です。
テーブルリミットとは、ゲームにベットできる限度額のことで、限度額以上にベットすることは出来ません。

ランドカジノにもテーブルリミットはありますが、オンラインカジノの方が低く設定してあるため、攻略法が途中で破綻する可能性が高まります。
ランドカジノは本場ということもあり、世界中から富裕層やセレブが訪れるため、テーブルリミットは かなり高く設定してあります。
 
【ランドカジノ(VIP 向け)のテーブルリミット】 100 万ドルに設定している所も珍しくなく、マーチンゲール法であってもリミットになかなか到達しません。

【オンラインカジノのテーブルリミット】 10,000 ドル程度が設定されているため、マーチンゲール法で連敗が続くと簡単にリミットに到達します。
 
一般的なオンラインカジノのテーブルリミットは、運営側の資金が枯渇しないように設定しているもので、マーチンゲール法を意識したものではないそうですが、結果的にテーブルリミットがマーチンゲール法の対策も兼ねているため、オンラインカジノの運営は「マーチンゲール法を禁止する必要はない」と判断しているようです。
 
 

オンラインカジノで使う際の『ポイント』

オンラインカジノで使う際の『ポイント』

オンランカジノ運営側は、マーチンゲール法を禁止するどころか、この攻略法を使うプレイヤーを「格好の餌食」と思っている節すらありますが、使い方によっては手堅く稼ぎ一矢報いることもできます。

マーチンゲール法で上手に稼ぐには、” 徹底した資金管理能力 ” が必要です。
具体的には、連敗しても深追いせずに適切なタイミングで「勝ち逃げ」と「損切り」をすることで、ベットリミットへの抵触や、ベット額の高騰による資金の枯渇などの問題に直面することも防止できます。

マーチンゲール法の使い方

勝率50%・配当が2倍のゲームで利用する
※ルーレットの「赤・黒」や「奇数・偶数」、バカラなど
1回目の勝負に負けたら2回目は倍賭けし勝負に勝ったら1回目から繰り返す

【例】1回目を1ドルで始めた場合

1回目1(負・損-1)、2回目2(勝・損+1)
3回目1(勝・損+1)、4回目1(負・損0)
5回目2(負・損-2)、6回目4(勝・損+4)
 
いくら調子が良くても、勝ち逃げのタイミングは重要で、用意した資金の1/10とし、資金総額が 200 ドルだった場合は、利益が 20 ドルに達したら一旦ゲームを止めましょう。

損切りのタイミングは難しいですが、目安としては5連敗を基準にしましょう。
約3%の確率である5連敗に遭遇したら「運が悪い」と諦めるしかありません。

ここまで説明してきたように、オンラインカジノでマーチンゲール法を使う際は、「勝ち逃げ」と「損切り」のタイミングを見極め、決して深追いしないことが重要です。
 
 

まとめ

今回は、何故 ” 勝率100% のマーチンゲール法 ” をオンラインカジノは「禁止」しないのか、その理由をご紹介しました。

オンラインカジノでマーチンゲール法を使う上で大きな障害となるのが ” ベットリミット ” の存在で、ベットリミット額に達すると資金に余裕があっても続行不可能になります。
ベットリミットが高いランドカジノでは、マーチンゲール法が必勝法として非常に効果的に働くため、使用を禁止している所もあるほどです。
 
一方、オンラインカジノはというと、ランドカジノと比べると一般的にベットリミットは大幅に低く設定してあり、これがマーチンゲール法対策として働いている側面もあって、禁止はされていませんが、非常にやりにくいことは確かです。

またオンラインカジノでは、ベット額の高騰に耐えられず資金の枯渇で挫折するプレイヤーも少なくありませんが、「勝ち逃げ」と「損切り」のタイミングを見極めることで、手堅く稼ぐことも可能です。

オンラインカジノで ” ルーレット ” や ” バカラ ” など「勝率50%・配当が2倍のゲーム」をプレイする方は、 ” 勝率100% のマーチンゲール法 ” を活用してみてはいかがでしょうか?