オンラインカジノの勧誘詐欺について

現在日本国内では、カジノ解禁の流れを受けてそれに関連する詐欺が多発しています。
詐欺というのは流行があり、一時期はオレオレ詐欺が流行しました。

その後、何度か谷間の期間を経て第2次オレオレ詐欺ブームが来たりもしています。
そして、現在はオンラインカジノを利用した詐欺が横行し始めています。

オンラインカジノの勧誘詐欺について

オンラインカジノ詐欺の手口

基本的な手口としては、架空のオンラインカジノや、場合によっては実在のオンラインカジノに会員登録をさせ、カジノをのプレイするためのお金を入金すると称してお金を振り込ませるというものです。
日本の法律では現在カジノは違法とされていますが、カジノの法案が可決されたという事実を引き合いに出します。

例えば、「日本もカジノを認め始めているため、これから大きな流れが来る。
そのため今から会員登録をしておくことによって大きな利益を得ることができる。」

などとうまいことを言ってお金を騙し取るという手口です。

なぜ騙されてしまうのか

この詐欺の対象とされるのは、多くが大学生だそうです。
まだ社会に出ていない大学生をターゲットとすることによって、言葉巧みに誘導して相手を騙しやすくするのです。
また、「海外にサーバーを持っているオンラインカジノは合法である」ということ強く主張します。
実際は合法でも違法でもなく、グレーな状態なのですが、このオンラインカジノ詐欺の場合は合法であると断定してきます。

そして、「18万円を支払うことによって売り上げの1%もらうことができる」や「単純にゲームがプレイできるだけではなく、知り合いを紹介して入会させることによって報酬をもらうことができる」などと言われその場で会員登録をさせられるそうです。

被害の実態はつかめず

このオンラインカジノ詐欺は、2014年に入ってから徐々に増えてきており、SNSなどを使った拡散で広がっているため、現時点でその被害の全てが明るみに出ているわけではありません。
基本的にオンラインカジノの会員登録は知人からの紹介によって何らかの報酬が得られるというものはありません。
アフィリエイトは別ですが。

アフィリエイトの場合はアフィリエイトリンクを経由してそのサイトに会員登録をしなければなりません。
その場で10万円単位のお金を支払うという登録方法は存在しませんので注意をしてください。

まとめ

オンラインカジノはここ数年である大きな広がりを見せていますが、それに乗じた詐欺も多発しています。
入会に関する不審な勧誘や、必要以上の入金を迫られる場合は即座に断って一度消費者センターに相談すると良いでしょう。